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確認済みガイド | 2026-10-11

複数の取引所をまたぐ送金を一冊の台帳で追跡して照合する方法

取引所から取引所へ資産を移すと、記録が二つの場所に分かれてしまいます。送金元と送金先の履歴を一つの台帳で結びつけ、自己間移動と売買を区別できるようにする記録の付け方を、日本のユーザー向けに紹介します。

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複数の取引所 | 日本 | JPY | 手数料、利用可否、口座保護

複数の取引所を使っていると、Binanceで出金した資産をOKXに入金したり、BybitからBitgetへ移したりといった送金が自然と増えていきます。ところが、それぞれの取引所の履歴には自分の側の記録しか残らないため、後から見返すと、ある出金がどこへ行ったのか、ある入金がどこから来たのかが分からなくなりがちです。自分の口座間の移動を売買と混同すると、損益の計算を誤る原因にもなります。この記事では、送金元と送金先を一行で結びつける台帳の作り方と、毎回の送金で残すべき項目、照合のコツを紹介します。特別なツールは必要なく、普段使っている表計算ソフトがあれば今日から始められます。少し手間に感じても、一年後に必ず助けになる習慣です。

台帳に用意しておきたい項目

表計算ソフトで一枚のシートを用意し、日付、通貨、数量、送金元の取引所、送金先の取引所またはウォレット、使用したネットワーク、取引ID、ネットワーク手数料の欄を作ります。さらに「自己間移動」「第三者への送金」「第三者からの受け取り」といった区分の欄を加えておくと、後の集計がぐっと楽になります。最初から完璧を目指す必要はなく、まずは送金のたびに一行書き加えることを習慣にしましょう。

送金するたびに残す情報

出金の操作を終えたら、送金元の取引所の出金履歴から取引IDをコピーし、台帳に貼り付けます。着金を確認したら、送金先の入金履歴に表示される日時と数量も同じ行に記入します。出金した数量と着金した数量はネットワーク手数料の分だけ異なることが多いので、その差も記録しておくと照合が簡単になります。送金先がメモやタグを必要とする通貨の場合は、使用したメモも控えておきましょう。

取引IDで両側の記録を照合する

月末などに、各取引所の出金履歴と入金履歴を見比べ、台帳の各行に送金元と送金先の両方の記録がそろっているかを確認します。取引IDはブロックチェーン上で同じ値になるため、両側の記録を結びつける最も確実な手がかりです。片方の記録しか見つからない行があれば、着金が遅れているのか、記入を忘れたのかを調べます。それでも分からない場合は、取引IDを添えて該当する取引所のサポートに問い合わせましょう。

台帳を長く使い続けるために

台帳は年ごとにファイルを分け、ファイル名に年を入れて保存します。保存先はパソコンと暗号化した外部ストレージなど二か所以上にしておくと安心です。取引所の履歴は保存期間やダウンロードの形式が変わることもあるため、自分の台帳を手元に持っておくことには大きな意味があります。一年分の台帳がそろえば、確定申告の準備や税理士への相談の際に、送金の流れを短時間で説明できるようになります。

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シナリオ確認

  • 日付、通貨、数量、送金元、送金先、ネットワーク、取引ID、区分の欄を持つ台帳を表計算ソフトで作っておく。
  • 出金のたびに取引IDを台帳に貼り付け、着金後に送金先での日時と数量を同じ行に忘れずに記入する。
  • 月末に各取引所の入出金履歴と台帳を照合し、片側しか記録のない行が残っていないかを確認する。
  • 台帳は年ごとにファイルを分け、パソコンと暗号化した外部ストレージの二か所に分けて保存しておく。
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